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予防矯正・小児矯正

お子さまの気になる
歯並びの矯正。
小児矯正の「期間」「治療方法」「値段」を
詳しくご紹介します。

「子供の歯並びが悪い」「受け口が気になる」「乳歯の出っ歯が気になる」
と、お子さまの歯並びでお悩みのお母さんは多いのでは無いでしょうか?

症状や年齢によって違う矯正期間や方法、費用をご説明いたします。
当院では、ご相談・カウンセリングを行いますので、
お気軽にご連絡・ご来院ください。

子供の矯正期間について

子供の矯正には大きく分けて
3つの時期があります。

  • 乳歯列期
    (約3〜5歳)
  • 混合歯列期
    (約6〜11歳)
  • 永久歯列期
    (約12歳〜)
  • 予防矯正
    (約3〜5歳の間)

  • 小児矯正
    (約6〜11歳の間)
  • 成人矯正(第二期矯正)
    (約12歳から)

【子供の矯正治療の
流れ】

  • 予防矯正

    癖を直す

    【年齢】約3〜5歳の間で 【期間】半年〜1年 【通院】2〜4週間に1回
  • 小児矯正

    歯並びの土台作り

    【年齢】約6〜11歳の間で 【期間】1〜3年 【通院】1〜3ヶ月に1回
  • 成長観察

    後戻り防止

    【期間】永久歯に生え変わるまで 【通院】3〜6ヶ月に1回
  • 成人矯正

    歯並びの土台作り

    【年齢】約12歳〜 【期間】2年前後 【通院】1ヶ月に1回
  • 保定・観察

    後戻り防止

    【期間】約3年 【通院】3〜6ヶ月に1回

お子さまの歯並びや顎(あご)の成長具合などにより、始める時期や終わる時期は様々です。
予防矯正から始めたほうが良いお子さま。第一期小児矯正治療から始めたほうが良いお子さま。
第二期小児矯正治療から始めたほうが良いお子さま、、、
また、予防矯正から始めて、第一期小児矯正治療までで終わるお子さま。
第一期小児矯正治療だけで終わるお子さまなど、様々ですので、
カウンセリングと、歯科医師による検査・診断を一度受けられることをお勧めします。

子どもの矯正治療を詳しく説明します。

予防矯正について

予防矯正とは?

予防矯正(3〜8歳)とは、
取り外し可能な、柔らかい素材の
マウスピースを使用し、
お子さまのお口の周りの筋肉と舌を鍛え、
“正しい機能”に改善する機能訓練
(口腔筋機能治療(MFT))を行い、
大人の歯に生え変わった時に
綺麗な歯列へと導くための矯正治療です。

口腔筋機能療法
(MFT)とは?

口腔筋機能療法(MFT)とは
口腔周囲筋の鍛えるための
ワイヤーを使わない、プレオルソ、EFLineなどに代表される
マウスピースをご自宅で着けてもらいながら、
歯医者さんで指定されたプログラムに沿って
正しい呼吸・舌の位置・嚥下(飲み込み方)・姿勢へと導くためのトレーニングを行う、矯正治療のひとつです。

予防矯正で使用する
マウスピース

予防矯正では、プレオルソ、EFLineに代表される
口腔周囲筋を鍛えるためのマウスピースを使用します。
就寝時のみ装着し、
口の周りの筋肉と舌を鍛えることで、正しい歯並びへ導きます。
同時に、正しい呼吸・舌の位置・嚥下(飲み込み方)・姿勢
トレーニングしていきます。
当院ではプレオルソを使用しています。

こんなクセ・症状があるお子様はご相談を

●口が開いていることが多い
●外から舌が見えることが多い
●姿勢が悪い・猫背
●言いにくい言葉がある
●食事中に水やお茶をよく飲む
●よく咬まずに食べる
●固い食べ物が苦手
●食事中、口を開けたまま咬んでいる
●食べこぼしが多い 
●口臭がある 
●匂いに鈍感
●すぐに風邪をひく 
●虫歯が多い 
●歯並びが悪い
●アレルギー体質

舌癖(ぜつへき)
について

お子さまの行動で「口をポカーンと開けて舌が出ていたり」
「口を開けたまま食事をしたり」「飲み込む時に舌を出す」動きをすることを
舌癖(ぜつへき)と言います。

歯並びは、外側の唇や頬の筋肉と、内側の舌の筋肉との圧力のバランスによって
正しい位置を保っています。

舌の動きや位置が
正しくない状態にあると
口腔機能(噛む、飲み込む、話す、呼吸、表情など)が正常に機能せず、
咬み合わせがずれていき、歯並びが悪くなります。(不正咬合)

  • 外側の唇や頬の筋肉と、
    内側の舌の筋肉との
    圧力のバランスが悪い状態
  • 口腔筋機能療法(MFT)にて
    正常なバランスに戻した状態

口腔筋機能療法(MFT)の流れ

①検査・診断

舌の動きや位置などを検査し、
治療が必要かどうか判断します。

②MFTトレーニング

通院は2~4週間に一度のペースで
1回のレッスンは約30分です。

舌圧子を使って舌の筋肉を鍛えたり、
スプレーで水を吹き入れて
正しい飲み込み方の練習をしたり、
食べ物を使って噛み方・飲み方の練習をします。

③ご自宅でマウスピース装着&トレーニング

歯医者さんから教わった、トレーニングを
お父さんやお母さんと一緒に行います。

また、EFLineのマウスピースを毎日1〜2時間以上と、
就寝時に装着します。
装着時はお口をしっかりと閉じましょう。

④来院トレーニングチェック

通院は2~4週間に一度のペースで
1回のレッスンは約30分です。

舌圧子を使って舌の筋肉を鍛えたり、
スプレーで水を吹き入れて
正しい飲み込み方の練習をしたり、
食べ物を使って噛み方・飲み方の練習をします。

③・④の流れを
繰り返し行います。

小児矯正について

第一期矯正(6〜12歳くらいまで)とは、
乳歯と永久歯が混在する時期のお子さまを対象とした治療となります。
この時期のお子さまは、身体自体が成長発育している時期ですので、上下の顎のバランスを整えやすいのが特徴です。
拡大装置を使用しする事で、永久歯がきれいに生え揃うよう、あごの成長を見ながら歯を動かす矯正治療です。

お子さまの
歯並びについて

お子さまの歯並びで当てはまるものはございますか?
お子さまの将来を考えて、しっかり検査とカウンセリングをして矯正治療が必要かどうか
我々と一緒に考えていきましょう。

上顎前突
(じょうがくぜんとつ)

上顎の前歯が出ている状態(出っ歯)や、
上顎の歯が全体的に前に出ている状態を
上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。

骨格が原因の症例と、歯が原因の症例とあります。
「上顎が大きい」「下顎が小さい」
「歯だけが出っ張っている」などがあります。

下顎前突(かがくぜんとつ)
反対咬合(はんたいこうごう)

下顎が上顎より前に出ている状態を
下顎前突(かがくぜんとつ)といいます。
また、一般に「受け口」と言われる状態は
反対咬合(はんたいこうごう)といい
上顎の歯よりも下顎の歯が前に出ている状態を
さしています。

叢生(そうせい)

「乱杭歯(らんぐいば)」とも言い、
歯がデコボコに萌えている状態を
叢生(そうせい)といいます。

犬歯が飛び出した「八重歯」も叢生のひとつです。
歯の大きさと歯の生えるスペース(顎)の
バランスが崩れていることが原因です。

開咬(かいこう)

「オープンバイト」とも言い、
奥歯で噛み合わせたときに前歯が開いた状態を
開咬(かいこう)といいます。

指しゃぶりや舌を出す癖などが原因で
開咬(かいこう)になるケースが
多くみられることがあります。

不正咬合
(ふせいこうごう)
とは

歯を支えている骨や上顎と下顎のバランスが発育不良などが原因で
上記のように悪い歯並びの状態を不正咬合(ふせいこうごう)といいます。

不正咬合
(ふせいこうごう)の
お子さまに見られる症状

不正咬合(ふせいこうごう)のお子さまには下記の症状が多く見られます。
症状が見受けられる場合は、お子さまの成長の妨げが懸念されますので、一度、当院へご相談ください。

口呼吸、口が開いている状態になっている

口呼吸の危険性は、口の中が乾燥することで
直接喉に異物が入りやすいため、
感染症のリスクが高くなることや、
虫歯になりやすい事があげられます。
また、口呼吸のほうが
「睡眠時無呼吸症候群」になるリスクが高いと
言われています。

よく噛まずに食べる

よく噛む事で、食べ物を細かく噛み砕いて、
消化酵素を含んだ「だ液」と
混ぜ合わせることにより消化不良を助けます。
また、唾液がたくさんでることで、
虫歯を予防してくれます。

なにより、よく噛む事は、口元の筋肉や
虫歯を予防してくれます。 顎の成長や発達を促してくれます。

小児矯正
(予防矯正含む)の流れ

①カウンセリング

矯正治療で大切なことは、
治療に入る前にしっかりカウンセリングと
検査を行い、しっかりとした治療計画とともに
抜歯の可能性があるか無いか、
期間・費用がどの程度かかるかを
患者様が納得するまでしっかり行うことです。

まずは、カウンセリングと検査を行いましょう。

②検査

頭蓋骨や顎の骨、頭部全体のレントゲン撮影、
歯型採りとスキャナーによる光学印象を行います。

③診断(検査結果、治療計画の説明)

検査により得た結果をもとに治療を計画します。
抜歯の可能性があるか無いか、
期間・費用がどの程度かかるか、
治療方針について丁寧に説明します。

④矯正装置の装着と治療開始

患者様にご納得いただいた上で、矯正治療に入っていきます。床矯正装置を装着し、1〜3ヵ月に約1度の通院(装置の調整と治療経過の確認)を始めていただきます。

⑤治療終了後のメンテナンス

矯正治療が終わり、装置が外れた後も歯は、何もしなければ少しずつ元に戻ろうとします。
後戻りを防ぐために、保定装置(リテーナー)を装着していただき、歯を支える骨や周囲の組織が安定するまで経過を観察します。

小児矯正
(予防矯正含むの装置)

プレオルソ

口腔周囲筋を鍛えるためのマウスピースです。

拡大床

ねじを回すことによって
上顎の成長(側方、前方)を促進させるものです。

バイオネーター

筋肉の動きを利用して下顎の骨の成長を
前方へと促すための装置です。

リンガルアーチ

歯の裏側にそったアーチにスプリングを接合し、スプリングの弾力を利用して歯を目的の方向へ動かす装置です。

急速拡大装置

上顎の6歳臼歯(上顎第一大臼歯)と前方の乳歯
もしくは小臼歯を固定源として
上あご全体を左右に拡げる装置です。

タングクリブ

お子様の舌の癖を治すために用いられる矯正装置で、
上顎に装着します。

小児矯正
(予防矯正を含む)期間

基本的には永久歯列の時期まで経過をみさせていただきます。
そのうち装置を装着する期間は1年から3年が目安になります。

小児矯正
(予防矯正を含む)値段

小児矯正(全装置代含む) 330,000円※税込(自費診療・保険適用外)

第二期矯正について

第二期矯正(12歳〜)とは、
永久歯に生え揃ったお子さま、主に中学生から高校生のお子さまが対象の矯正治療です。
永久歯に生え揃った方が対象ということは、
大人の方の矯正治療と同じということです。
第二期治療ではワイヤーとブラケットを使用し、
歯並び、噛み合わせ、見た目の美しさを
総合的にバランスのとれた歯列に整えていきます。

中学生・高校生の矯正の
メリット

大人の矯正治療と同じといっても、
中学生・高校生は、
まだまだあごの骨の成長が期待できるので、
30代以上の大人に比べて、歯が動きやすく、
治療の幅が全然違ってきます。
さらに、第一期治療から始めたお子さまは
下記のメリットがございます。

第一期治療から始めた
お子さまのメリット

第一期治療で永久歯の生える位置を調整してから
第二期治療へ移行するため、一般的な大人の矯正と比べて
抜歯の可能性が低くなり治療期間を短縮できます。

※第一期治療で歯並びや噛み合わせが改善された場合、第二期治療は必要ありません。

第二期矯正治療の流れ

①カウンセリング

矯正治療で大切なことは、
治療に入る前にしっかりカウンセリングと
検査を行い、しっかりとした治療計画とともに
抜歯の可能性があるか無いか、
期間・費用がどの程度かかるかを
患者様が納得するまでしっかり行うことです。

まずは、カウンセリングと検査を行いましょう。

②検査

頭蓋骨や顎の骨、頭部全体のレントゲン撮影、
歯型採りを行います。

③治療計画の説明

検査により得た結果をもとに治療を計画します。
抜歯の可能性があるか無いか、
期間・費用がどの程度かかるか、
治療方針について丁寧に説明します。

④矯正装置の装着と治療開始

患者様にご納得いただいた上で、矯正治療に入っていきます。
床矯正装置を装着し、1〜3ヵ月に約1度の通院(装置の調整と治療経過の確認)を始めていただきます。

⑤治療終了後のメンテナンス

矯正治療が終わり、装置が外れた後も歯は、何もしなければ少しずつ元に戻ろうとします。
後戻りを防ぐために、保定装置(リテーナー)を装着していただき、歯を支える骨や周囲の組織が安定するまで経過を観察します。

第二期矯正治療の装置

クリアブラケット

従来の金属製ブラケットのメタル部分に、白いセラミックを使用した目立たない表側矯正装置です。白色が歯に馴染むうえに耐久性にも優れています。
また、類似品として透明のプラスチック素材のブラケットも存在しますが、プラスチックと違い、吸水性がないため汚れが付きにくく、装置自体の変色の心配もありません。

第二期矯正治療の期間

個人差がありますが、
2年前後が目安になります。

第二期矯正治療の値段

第二期矯正 000,000円※税込(自費診療・保険適用外)

こどもの矯正を
始める時期

こどもの矯正はいつから
始めたらいいの?

親御さんにとって、一番気になる事ではないでしょうか?
正直、一番の答えは「まず、お子さまのお口の中を診せてください」です。
それから、お子さまのお口の中の状態により、始める時期や、治療方法を綿密に計画し進めていきます。
が、しかし、どの医院で診てもらおうかと、色々とお悩みの中で
藤井寺市のサイトウ歯科クリニック おとなこども院のホームページへ来ていただいていると思いますので、
あくまで平均的なお話で回答させていただきます。

◆受け口、出っ歯、ガタガタが
気になる方は6〜8歳から

あくまで目安なので、一番良いのは、
信頼の置ける歯医者さんで、しっかりカウンセリングをした後、
必要な検査をし、お子さまと親御さんがしっかり理解して納得されるまで
歯科医師に、丁寧に治療計画を説明してもらう事です。

また、お問い合わせやカウンセリングの中で一番多いご質問は、

◆受け口がきになる
◆前歯が出ている、出っ歯
◆歯がガタガタになっている
◆永久歯がなかなか生えてこない

これらのお悩みは、一見すると歯の問題と思われると思いますが、
顔や顎の骨格的な問題が非常に関係していることが多いです。

上顎の成長の方が、下顎の成長より早いのです。
上顎は5〜8歳に成長期を迎え、10歳までには、
約80%まで成長します。

また、下顎の成長は、身長と同じような成長度を示していますので、
「女の子は小学校高学年」、
「男の子は小学校高学年〜中学生」に成長期を迎えます。

つまり、上顎の成長を促す必要がある「受け口」の治療では、
6〜8歳から矯正治療を始めるのが望ましく、

また、反対に下顎の成長を促す必要がある「出っ歯」の治療では、
8〜10歳から矯正治療を始めるのが望ましいと言えます。

以上が、ご質問の答えになりますが、お子さまに成長により様々な対応が必要となりますので、
まずは、お気軽にご相談・カウンセリングへご来院ください。

当院では、親身に丁寧に対応致します。